変な夢を見た2021/03/25

数年前から庭に沢山咲くようになったタンポポ
変な夢を見ることが多いです。
子供の頃から、私の見る夢は総天然色、カラー。
映画のような夢を見ることも有れば、
夢の中で漫画を読んでいることもある。

昨日の仮眠の夢はただの日常だったけれど、
今朝の夢は訳の分からない変な夢。


昨日は朝目が覚めた時、だるくて眠くて身体が動かず、
それでも起きてお湯を沸かして仏壇にお茶と水を上げて、
朝食を作って食べて、半分しか食べれず、

パソコンを開いて

でも、だるさ眠さは解消されず、

一応、昼食を少し食べて

でも、だるさ眠気は覚めず、
TVでニュースやデータ放送や情報番組を見ながら
お昼寝でもと思ったけれど眠れず。

電話がなったので出ようと思ったけれど、
スマホかと思ったら違ってて、電話の子機かと思ったらテレビドアホンの子機で、
やっと電話の子機を手に取ったけれど頭が働かず
留守録に切り替わって「また電話します」
通話ボタンを押そうと思ったんだけれど、慌てたら
「あれ? どうやって通話するんだっけ?」
間に合いませんでした。


トイレに入っている時に限って電話や玄関のピンポンが鳴ったり、
庭に出ている時に限って電話があったりするので、

スマホ、テレビドアホンと電話の子機という3点セットを小さいカゴに入れて、
家ではいつも傍に置いているのですが、慌てると違うものを手に取ってしまったり。
失敗失敗。

そのあと、ようやく10分ほどお昼寝できたけれど、
その時の夢に両親が出てきました。

10年ちょっと前に亡くなっている父と
グループホームに入っていてもう1年以上会っていない母。

2人がまだ元気で、
食事の支度をしなくてはと思ったけれどご飯を炊いていなくて
電子レンジ用ミニ炊飯器を食洗器から出そうと思ったけれど、
数時間吸水させないと芯が出来てしまうので間に合わない、
どうしよう、ああそうだ、IH電気炊飯器を使おう、
と思ったところで目が覚めました。

体調はその後も悪くて、
10分ほどの仮眠をしたのに全然眠気も覚めず、
食欲も全く無かったのでバナナ1本だけ食べてそのまま再び寝てしまい、
とうとう夕食を食べませんでした。


今朝も変な夢を見ました。

コタツに入って母が寝ているので、私が枕代わりに使っているでっかいクッションを持ってきて上げて、そしたら母が動くので、またクッションを当て直して、
その後で掃き出し窓の所の掃除をしようとしたら、
何故か庭に出ていて、
庭がコンクリート張りになっていて、
振り返ると、家が、5階建てくらいの灰色なマンモス団地みたいになっていて、
私は箒をもってコンクリートの駐車場を掃除しようと箒を持ったら、
駐車場の中ほどの東の隅に群青色っぽい5cmほどの丸い石が落ちていて、
少し離れた所には20cmほどの角の丸い三角な灰色の石が落ちていて、
拾ってみたら石をくりぬいた器になっていて、
青いバケツに目をやると、
緑色のアブラムシのような小さな卵が産みつけられるところで、
薄いまゆに包まれた白っぽい幼虫も2匹くっついていて、
持っていた箒でこすり取ろうとするのに取れなくて……
という訳の分からない夢でした。

やっぱりダルクて眠くて起き上がりたくなかったけれど、
食料品の買い出しに行かなければならなかったので、
起きてお湯を沸かして、仏壇にお茶と水、
100%トマトジュース(無塩)を電子レンジで温めて、
オリーブオイルとレモン汁を1滴入れて飲んで、
富士リンゴ半分と、ミルクコーヒーと、
買い物に行くのに気が急いたのでチョコパイ。

買い物はさっと済ませて、
お昼は、キャベツと人参と豚肉を炒めて、
中華スープの素とウスターソースと料理酒と煮干しだしの素でスープを作って、
ちゃんぽん麵を入れて、
ちゃんと食べました。

昨日の電話を待っていたけれど、電話は無かったです。
明日、連絡してみよう。

コロナ禍の外出自粛で何処にも行かないし、誰も来ないし、
一昨日は久しぶりにミニ畑の手入れをしたけれど、
すっかり意欲が低下して何をする気にもなれないので、
見る夢も暗いのかな。

世界はこのまま地獄へと向かうのか2021/01/07

最近、ニュースを見るのが怖い。

権力にしがみつこうとするトランプ現大統領は、自分の支持者を呷って、自国アメリカの誇りを、これ以上ないくらいに貶めた。
歴代大統領にも諫められ、
「しまった、やり過ぎた」と思って「帰宅せよ」と呼び掛けるも、次期バイデン氏へ政権移行する気は全く無いらしく、あくまで自分達が正しいという姿勢は崩していない。
恥の上塗りだって事が分からないくらいに、権力欲にまみれているらしい。

常識的なアメリカ国民の落胆を考えると、本当に辛くなる。
アメリカの政治情勢は、日本の政治経済を左右するから、対岸の火事では済まされない。
今後が甚だ不安だ。


それから中国。
香港市民の絶望は、全世界の絶望でもある。

中国の気持ちは、分からないではない。
今の日本があるのも、昔に中国が偉大な文明を開いたから。
古代の中国が様々な面で世界の発展に貢献した事は確か。

けれど、以前の記事でも書いたけれど、偉大な父親なら、息子の自立は認めようよ。
いつまでも「誰がお前のオムツを替えたと思っているんだ!」みたいな低次元の締め付けは恥ずかしいよ。
目を覚ませよ、中国。
偉大な国との自負があるなら、今の行いは情けなさすぎる。


アメリカ合衆国と、中華人民共和国。
この二大国家が今のありようでは、世界は地獄に向かうしかないのではないか。

そうでなくても、新型コロナウイルス感染拡大で、全世界が苦しんでいるのに、低次元な権力誇示は、世界をますます不幸にする。

救いなのは、欧州諸国の政治リーダーが、今のところは正しい民主主義の視点で批判してくれている事。
残念ながら、我が日本は、あまり期待が持てない。

日本のリーダー達よ、
アメリカや中国の人口には遠く及ばなくても、1億の人口があるのだし、中国に追い越されたとは言えまだ世界第3位の経済大国なんだから、もっと自信をもって行動し、発言しようよ。


世界がこのまま地獄に向かうことの無いようにと、
ただ祈るしかない底辺の庶民のつぶやきは、
何処にも届かないけれど。

1都3県緊急事態宣言はザルで意味がない2021/01/07

私は、昨日も今日も朝がなかなか起きられず、自閉症スペクトラム障害二次障害の双極性障害の鬱で一日中眠くて思考停止だし、好酸球性副鼻腔炎が少し悪化して頭痛はするし、喘息の咳は出るし、最悪の状態。

それでも、ブログを書こうとしているのは、今朝、10時半に起きて、TVのニュースを見たら、呆れて我慢できなくなったから。

私は、度々、政府のやり方を批判してきたが、約1か月前の12月2日にも、「新型コロナ、政府への提言」として以下のような内容を書いている。

「65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人のGo To トラベル停止または自粛というのは、本人たちの感染を予防する意味しかない。若い人たちがGo To トラベルによって移動すれば、移動した先で感染拡大を引き起こす。その対策は全く考えられていない。」

結果は、その通りとなった。
首都圏の感染爆発は止まらず、Go To トラベルで来県した若い世代を発端にした感染爆発が止まらず、我が県では、日々感染者数最多を更新し続けている。1都3県に次ぐ感染爆発で、昼にはとうとう県独自の緊急事態宣言が出された。

実は私、こうなる前の昨日、ニュースを見て泣いたよ。
現実に起こっている事態が、あまりにも恐ろしいので。
欧米諸国に比べれば、まだまだ少ないと高をくくっているのかもしれないけれど、世界最高水準の医療機器や医療技術を持ちながら、実は医療体制が極めて脆弱であることを、多くの人は知らないのだろう。
日本は、過去のサーズなどの感染被害を幸運にも免れた為に、医療体制が見直されないまま、新型コロナウイルスに向き合わなければならなくなったのだ。

国は、この期に及んでも、まだ甘い考えを捨てきれていない。1都3県の緊急事態宣言と言ったって、飲食店を含む営業時間の短縮(午後8時まで)で1都3県の住民に外出自粛を要請する一方で、県をまたぐ移動は制限しないと言う。
アホですか!!!!
県をまたいで他県の営業している店舗に行くに決まってるじゃないですか。
いい加減に、自粛要請じゃなくて、強制力を持つ実行力を持つ政策を打ち出してくれないと、本当に大変な事になるよ!!!

私がブログに何を書こうと、政府には届かないのは分かっている。
私が不甲斐なく思うのは、私程度でも分かることを、政府のブレーンが分からない事だ。或いは、ブレーンは分かっていても、政権側が聞く耳を持たないか。
おそらく後者だろう。いくら何でも、私程度で分かることを、政府のブレーンが分からないはずは無い。

ザルでしかない1都3県の緊急事態宣言は、あまり意味がなく、大した効果はないだろう。
効果が現れるにしても、物凄く時間がかかるはずだ。1ヶ月程度では何も変わらない。感染者も死者も増え続けるだろう。軽症と判断されて入院も出来ずに自宅やホテルで急変して無くなる方も、現時点で少なくとも120人らしいけれど、もっと増えてしまうよ。

順番を間違っているよ。
顔色を見ながらじわじわ初めて、状況を見て後から厳しくするつもりなら間違いだよ。
一気に厳しい政策を出して、状況を見て少しずつ緩めるのが正しいやり方だよ。

政府よ、もう一度真剣に考えて欲しい。
今成すべきは何かを。

新型コロナ、政府は悪者になる覚悟を持て!2021/01/05

暫く政策批判を避けていたのは、私などが書いたところで誰の耳にも届かないというやりきれなさと、圧倒的な孤立状態による精神的不安定によるものだ。

コロナ禍で誰だって孤立しているよ、と思われるかもしれない。会いたい人に会えない孤立と皆が闘っていると。
小学4年生の頃から世界に絶望していた私の孤独を理解できる人は少ないだろう。誰からも理解されず、だから、普通の社会生活を送る為には自分を偽るしかなく、悩みも愚痴も哀しみも、ただ自分の中で抱え込むしかない孤独。

私は、年末年始、こらえきれずに何度か泣いた。けれど、泣いても慰めてくれる人も肩を抱いてくれる人もいないし、涙を流すことで感情が浄化されることもない。そんな浅い涙ではない。
絶望と孤独の縁でも、私は一人で立ち直るしかない。


TVなどで、著名人が政策批判をしても何も変わらないのだから、フォロワーが2人しかいない私が何を書いても何処にも届かず、誰の目にも留まらないのは明白。
その上、精神的にどん底となった私は、暫く創作もできていない。ただただ眠く、意欲も沸かず、無理して文章を綴ってはみたが、やはり納得できるものは書けなかった。

それでも、再び政治批判の記事を書くことにしたのは、政府の不甲斐なさに我慢できなくなったからだ。

政府には、悪者になってでも「日本を、国民を救わなくては!」という気概がない。
次の衆議院議員選挙で勝たなければ、と思っているし、次の政権も狙っているから、目先しか見ていないのだ。

見るべきは「今」であり、数か月後とか1年後とかではない「もっと先」なのに。
「目先」に捕らわれるから、責任の擦り付け合いをする。責任を認めると、次期政権を執れなくなるかもしれないから。

残念なことに、日本にはびこる同調圧力は、自民党内にもはびこっているようだ。少しでも尖がると叩かれる。出る杭は打たれる。
申し訳ないけれど、私はS氏が新しい首相になった時、自民党にがっかりした。もとからアンチ自民だけど、他にもっと適任がいたし、自民党員も分かっていたはずだ。本当の適任者が選出されなかったのは、いわば同調圧力みたいなものが働いたからだと私は考える。或いは、立身出世しか考えない無能の集まりであったのか。

経済を止めない為にGo toも止めず、緊急事態宣言も出さなかった。
けれど、Go toを押し進めようが、緊急事態宣言を出し渋ろうが、感染拡大すれば、経済は停滞し、倒産や失業は増大するのだ。

政府は、甘く考えているのではないか。
たとえ一時的に倒産や失業が増えても、ワクチン接種が進み、いずれは特効薬も実用化されるなどしてアフターコロナとなれば、すぐに挽回できるなどと考えているとしたら、考えが甘すぎる。

倒産や失業については、統計に上がっている数は実は氷山の一角に過ぎないはずだ。統計上の数字よりどれだけ多くの倒産や廃業があるか、解雇や雇い止めなどの失業がどれだけあるのか、実際の数字は分かっていない。

一律配布された10万円の大半が預貯金 (タンス預金も含めて)になったという推計もあるようだ。
10万円をもらわなくても困らなかった人もいただろうが、先が不安だから、今を我慢しても10万円を消費に回すより将来に備えたかったのだ。
事業や店を止む無く廃業した人や、1日1食で耐え忍んでいる人、雇い止めで従業員用アパートなどを追い出されて住む場所さえ失った人、そんな人達が存在することを、見過ごすべきではない。
そして、軽症と判断された比較的若い世代が、入院できない為に自宅で急変して死亡したり、感染確認される前に死亡したりしている現実。


かつての日本が、短期間で高度経済成長を成し遂げ、消費が美徳とされ、アメリカに次ぐ世界第二位の経済大国となり得たのは、一億総中流と言われたほどに国民が豊かさを感じられたからだ。
少し頑張れば収入を増やすことができ、欲しいものを買うことができ、豊かな生活を得られると希望を持て、実際に多くの労働者が細やかな豊かさを享受できた。

コロナ禍にあっても経済的打撃を受けていない会社や個人もあるだろう。日本にはスラムが無いとされてきたけれど、経済の二極化が進めば、持つ者と持たざる者の格差はますます広がっていく。そうなると、経済発展は望めなくなる。
不安や絶望が拡大すれば、多少の収入があっても、それを消費には回せない。将来に希望が持てなければ、それは仕方のない事だ。

倒産や廃業が増え、雇い止めや早期退職や人員整理で失業者が増えれば、人々の不安や絶望は拡大し、購買力は低下する。アフターコロナになったとしても、すぐに新しい会社や店ができたり、一気に雇用が回復したりするわけではない。
底力を失えば、経済的にも精神的にも、立ち上がるのに時間がかかる。一般大衆の購買意欲が低下したままでは、経済が活性化するのも難しくなる。コロナ禍で住む家や食べ物の心配をしなければならない人が溢れる中では、一部の富裕層がいても経済活性化には繋がらない。

だから、今守るべきは、倒産や廃業に追い込ませない事。失業させない事。その為には、経済活動よりも感染拡大を止める事を最優先とするべきで、予算をどれだけ使おうと、休業要請する飲食店だけではなく、イベント業やスポーツクラブ等の経営が困難となった事業所や従事者、誰一人取りこぼすことのない経済的な補償をすべき。

多くの政治家や大企業や大企業の役員や、経済的に打撃が無い人達は、身銭を切っても社会の底辺で苦しむ人達を助けるべきだ。今は苦しんでいるそんな人達に、自分達の政治活動や経済活動が支えられてきたことを自覚すべきだ。

同調圧力や自粛を頼みにするのではなく、強い政治判断で、選挙だの次の政権だの考えず、今できることを全てやって欲しい。
経済界に圧力をかけられようが、時期選挙に負けることになろうが、悪者にされようが、国民に恨まれようが、一番大切なのは、感染拡大を止める事。どんなに予算を使ってでも。

これ以上は一件の倒産や廃業も、一人の失業者も出さない、感染も抑え込む、その強い意志を持って政治に臨んでほしい。

たとえ悪者扱いをされても、政治生命をかけて国民に向き合ってほしいと願う。

新年おめでとうございます2021/01/01

新年おめでとうございます
コロナ禍だし、あまりおめでたくはないと言う方もおられるかもですね。
私自身も全然おめでたくはないけれど、地球が無事に新年を迎えられたことに感謝を。

変異ウイルスの猛威もあり、感染拡大に歯止めがかかりませんね。医療従事者の皆様の捨て身の努力により何とか持ちこたえられていることに、心からの敬意を。

ワクチンも次々に承認を受けて、日本でも2月から接種が始まるとか。
特異体質の私はワクチン接種は無理ですが、
ワクチンの効果で一日も早く今の状況が改善され、世界中の人達が、安心して楽しい日常に戻れますように。

私の母は要介護5となって自宅介護が不可能となり、令和元年11月半ばにグループホームに入りました。
その後、インフルエンザ予防の為に面会ができなくなり、次には新型コロナウイルスで面会禁止となり、もう1年以上母と会えていません。

世界が平和になりますよう、心からの祈りを。

そして、数年に一度の最強寒波が来襲中ですが、豪雪地帯の皆様、どうぞこの冬を無事でお過ごしください。
雪の無い地域でも、どうぞ寒波にお気を付けください。

穏やかで暖かな平和な春を待ち望んで。

絶望の淵、諦めの先に2020/12/25

随分大げさなタイトルだと思ったかもしれない。
けれど、決して大げさではないのだ。

私が、生まれた時から既に様々な困難に合い、多くの障害と病気を持っていることは、前の記事で書いた。
ただ、おそらくは、多くの人が?????と思うだろう。
その辛さ、苦しみはほとんど理解されない。
「命に関わるわけでもなし、大した事じゃないやん。もっと大変な人一杯居るよ」って思われそう。
だから、私も、誰にも言えない。

以前の記事にも書いた通り、障害者就業・生活支援センターでも、冷たく扱われた。
市役所の障害福祉課では、ヘルプマークを渡されただけだった。
専門知識があり、支援する立場にある職員でさえそうなのに、隣近所や職場やごく一般的な人達が理解するのは難しいだろう。

実の姉も、大した事とは思っていないらしく、詳しい事を聞こうとはしない。3ヶ月前にヘルプを送った姉からは、もう2ヶ月半連絡がない。仕方がない。姉はコロナ禍で仕事や家族を守るのに精一杯だ。
私は、姉が心に寄り添ってくれることを諦めた。

半年前にヘルプした親友。優しい人だけれど、彼女もあまり理解しない。
「心無い返信をしてしまってゴメンね、過去にも同じ失敗で多くの友人を失った」という彼女に、
私は「大丈夫。貴方は優しい人。一人じゃないよ」と返した。
私は、自分の本心を打ち明けることを諦めた。
差しさわりの無い日常のみの遣り取り。
それでいい。彼女が私の苦しみを理解できなくても、私を気に掛けてくれていることは本当だから。

NHKの発達障害に関する番組やサイトでは、ある発達障害者の
「助けを求める資質も必要」といった内容も紹介されていた。
それは、救いの手が差し伸べられたから言えること。
私は何度も助けを求めたけれど、どこにも届かなかった。
地域包括支援センターも、障害者就業・生活支援センターも、市役所障害福祉課も、助けてはくれない。
自閉症スペクトラム障害と言っても、IQが高いゆえに、自立に問題ないと思われる。
私のHELPの求め方が悪かった?
諦めずにHELPし続けろ?
もう無理。これ以上、傷付きたくはない。

TVでは「おうちで家族と過ごそう」というけれど、一緒に過ごす家族はいない。
「離れていても電話で話そう」と言うけれど、私は親友に電話をして辛い思いをしたから、もう自分の都合で電話はできない。

まだ仕事をしていた頃、別の親友の声が聞きたくなり、何時頃なら忙しくないだろうかと考え、夜8時頃に電話した。
「(月)だけど、今電話大丈夫?」と聞いた。
「なんで、この忙しい時に電話なんかしてくるの!」
親友はいきなり怒鳴った。
「忙しいならいいよ。ごめんね」
私は電話を切って泣いた。
忙しいかもしれないから「大丈夫?」って聞いたのに。
忙しいなら「ごめん、今忙しいから、〇〇時頃に電話してくれる?」って言ってくれればよかったのに。
きっと、親友は、そんな余裕がないほどに、何かに気を取られていたのだろうと自分を慰めた。数日後には、「あの時はごめんね」と電話があるかもしれないと。
とうとう彼女からの電話はなかった。
年賀状は欠かさず送っていたけれど、返信はあったり無かったり。
それくらいの事?と思う人もいるかもしれない。
けれど、異常な記憶力がある私は、様々なことがいつでも脳内でフラッシュバックする。
同じ思いは二度としたくない。

多くの事は、やがて時間が解決すると、よく言われる。
過去の記憶が決して薄れることの無い私の場合は、時間の経過は解決にならない。
相手は忘れていくけれど、私の中では鮮明なまま。
執念深いと勘違いされるかもしれないけれど、私自身も、そうなのかと苦しんだけれど、そうではなかった。

信じられないかもしれないが、私は、被災者でもないのに、東日本大震災の津波の映像がフラッシュバックする。
熊本の豪雨で家を失った方々のニュースを見るたび、辛くなって胸が痛くて涙がにじみ、鼻をかむ。
ちびまる子ちゃんでさえ、私は何度も泣いている。
一人暮らしの私は、TVも一人で見ているから、誰かに涙もろいと思われたくて泣くわけではない。

自らの行動で、心が痛くて苦しくなることを招きたくはない。

見た目には全く分からない障害。
私の障害や病気は、直接的に命の危険に関わらないし、感覚過敏で日常生活にどのような困難があるかなんて、誰も聞こうとはしない。
全ての感覚が超過敏であっても、感覚は目に見えないから、本人の気にし過ぎ、我慢が足りない、そんなの大なり小なり誰だって感じる……と思われるだろう。
私自身が、そう思って我慢してきたのだから。

感覚過敏によってどんなに日常生活が困難となるか、該当者以外は誰も想像だにしないだろう。
ましてや、私は、全ての感覚が過敏なので、そういう人は多くはないかもしれない。

自分でできる対策はする。例えば、TV画面は調整して一番暗くするとか、パソコンは専用眼鏡を使うとか、部屋の明かりは暗くするとか、TV視聴は字幕にするとか、外出時は耳栓をするとか……。
だけど、自分ではどうしようもない事のほうが多い。

食料品の買い出しに近所のスーパーに行っただけで、頭のクラクラと吐き気に襲われる。クリスマスや年末で店内放送も慌ただしく大音量となり、しかも暖房など入っていたら、もう地獄の苦しみ。
極力、車の運転は避ける。右折しようとして、信号無視の直進車にぶつけられそうになった恐怖と、病院からの帰りに事故車の隣を徐行しなければならなかった恐怖。
もう一つ、病院からの帰りのスーパーの駐車場で、私が駐車スペースにバックした途端に右側の車のドアが開き、左側には急に車が入ってきて、体調が悪かった上に前庭覚障害のある私は、目が回って車を真っ直ぐに止められず、少し斜めになったが駐車スペース内には収まっていた。
車から降りた途端、左側の車から降りた中年女性に言われた。
「もっとちゃんと駐車したら!」
その女性は、ピンク色の制服の左胸に「アイコデイサービス」と青い刺繍がしてあった。
以来、私はそのスーパーに車で行けなくなった。

長距離の自動車運転は、信号無視の車にぶつけられそうになった恐怖や事故車の隣を徐行しなければならなかった恐怖で、もう出来ない。
駐車場も怖い。
公共の交通機関も怖い。
長距離の移動ができないし、付き添ってくれる人もいない。
映画にも行けない。
交通手段の問題だけではなく、映画そのもののフラッシュや点滅、急速度のカメラワークなどで頭痛と吐き気がするからだ。
自宅では、TVを消して目を閉じて休めば良いけれど、一人の外出先ではどうしようもない。
だから、引きこもるしかない。

コロナ禍で、ステイホームを呼び掛けられるから、家から出なくても、周囲の目を気にする必要は無いけれど、何処に行くにも何をするにも一人で、障害や病気による日常の困難も理解されず、一人で抱えるしかない孤独。

私は、決して自ら引きこもった訳ではなく、若い頃からボランティアや地域活動を始め、色々な団体に所属して活動したり講習を受けたり資格を取ったりした。
けれど、詳しい話はここでは書かないけれど、朱に交わっても赤くなれない私の孤独は、癒されるどころか、弥《いや》増すばかりだった。

私の障害や病気は、直接命の危機には至らないけれど、孤独こそは死に至る病であるとは、誰も考えないだろう。
私は子供の頃から何度も絶望の淵に立った。
小学4年生の頃、既に友人関係に絶望した。仲が良く、親友と公言する同士が、陰では互いの悪口を言っているのを見聞きして、誰も信用できないと思い、遠くに行ってしまいたかった。
虐められ、仲間外れにされ、担任からさえ耳を傾けてはもらえず、親友と思っていた相手に裏切られ、職場では体調不良をサボリや怠慢と思われてパワハラ被害に合い、恋した人は、自分から超アピールしてきたくせに、私が辛くて弱音を吐くと離れていった。

私は、この世界に絶望しかない。
けれど、死を選んでも解決しない。
だから、私は、自分ではどうすることもできない事を全て諦めることにした。
もう子供を産んで母親になることができないと分かった時の哀しみ。
それを諦める事でしか、前には進めなかった。
公的機関の支援も諦めた。
再就職も諦めた。
異性に理解されることも諦めた。
姉の寄り添いも諦めた。
親友に理解されることも諦めた。

絶望の淵の、諦めの先に、ただ一つあるのが、こうして書くこと。

幸いなことに、コロナ禍にあっても、私には住む家があり、質素に暮らしてきたから仕事をしていた頃の貯えにより買い物もできる。

小説投稿サイトへの投稿は、世間で主流のライトノベルとは逆行した小説なので、PVは増えないけれど、読んでくれる読者がいれば、それで心の支えとなる。

絶望の淵から、全てを諦め、ただ一つ残った、現実ではない世界を描くこと。
収入にはならないけれど、今できることは、ただそれだけ。
だから、私は全力を傾ける。

長文を読んでくださって、ありがとうございます。m(_ _)m

髪を切りました2020/12/18

1週間ほど前、髪を切りました。

ヘアドネーションしようかなと、4月以降伸ばしていたのですが、小説を書いていると、つい神経質になって、自傷行為で抜いてしまいます。
髪を抜く自傷行為は、以前の記事にも書きましたが、大学1年生の頃からです。

なので、夜に入浴する前、思い切って、髪切り鋏で自分でバッサリ切りました。20cmちょっとくらい。
後ろ髪はバラバラだけど、どうせコロナ禍でほぼ外出しないので、別にいいや。
昔よく自分で髪を切っていた頃もあったけれど、去年までの10年間くらいは美容室に行っていたんですけどね。
元々出無精なんだけれど、コロナ感染も怖いし、外出自粛生活で、ますます外出がおっくうになりました。

母の髪を、母が施設に入ってもずっと私がカットしに行っていたので、自分の頭をテーブルの上にでも置けるなら、セミプロ並みの腕はあると思うのですが。


母は、7,8年前に、美容室に髪のカットに行ったら、顔の染みの事を美容師に言われて、それ以来、美容室に行くのが嫌になり、だから私が髪をカットしていたのです。

美容師は悪気は無かったのだろうけれど、うかつ過ぎですよね。
80歳になろうと、90歳になろうと、女性に顔の染みの事を言うなんて、傷付いて当たり前です。

「鼻の頭、それどうしたんですか?」って言われたそうです。

母は、鼻の頭にできた染みをとても気にしていたのです。
シミ取りクリームや染み隠しのコンシーラーを、私と買い物に行くたびに欲しがって、いくつも買ったのだけれど、すでに軽い認知症だった母は、買ってもほとんど使わなかったんですよ。
思い出すと、染みが気になって化粧品を買うけれど、家に帰ると、数日もせず忘れてしまう。
その繰り返し。



髪が短くなったら、軽くなったし、ゴムで結ぶ必要も無いので後れ毛も気にならないし、引っ張って抜くことも無くなりました。

執筆も順調です。
執筆活動の報告は、また別の記事で。

流通業の皆様こそ神様です!2020/12/03

昨日も運輸業に携わる方々がコロナ禍において嫌な思いをされているらしいことを少しだけ書きましたが、運輸業やサービス業を含む流通業全体が大変な事になっているようですね。
流通業に関わる従業員の5人に1人が、客からの暴言や暴力に悩んでいるそうです。

コロナ禍よりもずっと以前から、たまにニュースなどで見ることはあったのです。
「お客様は神様」をかさに着て、従業員に対して高圧的な態度で迫る客のこと。
違うでしょ、従業員は召使いでも何でもないし、客はご主人様でも何でもない。従業員と客は対等です。

私が思うに、サービス業や運輸業の従事者の皆様こそが「神様」です。
雨の日も風の日もトラックで長距離を走って生活必需品や色々な物資を届けて下さる皆様。

運輸業とはちょっと違うけれど、新聞配達の方が台風の暴風雨の最中の配達中にお亡くなりになったというニュースをここ数年毎年のように見るので、辛くなります。
そこまでして新聞を届けなくても、命の方が大事じゃないのって。新聞契約者の皆さんも、台風の暴風雨の最中くらい、新聞が届かなくても文句を言わないで欲しい。

トラックも、時々暴風雨に煽られて高速道路や橋の上で転倒したりしてますよね。
通信販売の拡大によって人手不足な中、届けた先が留守で宅配ボックスなども無い場合、再配達しなければならない。それも1軒や2軒じゃないし、膨大な量の配達物があるし、時間指定とかの物もあるから、きっと、配達の方は、あっちに行ったりこっちに行ったりしなくてはいけないはず。効率的な配達なんて無理に違いありません。

ちなみに、私は以前は時間指定にしてその時間帯には必ず自宅に居るようにしていましたが、数年前から「置き場指定」を利用できる通販サイトもあって、それを利用しています。

毎日色々な場所に行って沢山の人と対面して荷物の受け渡しをしなければならないのは、本当に大変だと思います。

小売店などのレジの方々も、何時間も立ちっぱなしで、どんな客にも笑顔で対応してくれます。
多くの方がパート従業員だと思うのですが、家事や育児などの合間を縫って働いておられる方も多いのですよね。仕事を終えて自宅に帰ったら休めるわけではなく、家事や育児などで時間に追われる方も居られるでしょう。
飛沫防止シートやアクリル板越しとはいえ、毎日どれほど多くの買い物客と対面するのでしょう。大変な仕事です。

消費者の中には、そういったエッセンシャルワーカーを見下すような言動する残念な人がいるようです。
「お客様は神様」と思って、客には何でも許されると思っているのでしょうか?

そもそも、「お客様は神様です」という言葉は誤解されています。
私が子供の頃に祖母や母親が大好きだった歌手の三波春夫さん。
三波春夫さんが「お客様は神様です」と言って広まった言葉だと思うけれど、「お客様は神様のように敬うべき」という意味ではないらしいのです。三波春夫さんの言った「お客様は神様です」は、「神様の前で歌うように邪念を払って歌わなければ、いい歌は歌えない」という、自分の歌に対する向き合い方を示すものだったようで、そもそも積極的な発言でもなかったようなのです。詳しくは下記サイトの「お客様は神様です」の欄をご参照ください。他にも、いろいろなサイトで紹介されているようですが。

  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B3%A2%E6%98%A5%E5%A4%AB

それから、サービス業という名前についても、誤解がありますよね。物質的な形のないものをサービスという形で提供して満足感や安らぎや感動などを客に与えることで、対価を得る事業とでも言いますか。
以前は小売店などで「より良い品をお手頃価格でご奉仕」などと目にしたりしたけれど、奉仕といっても、消費者が偉いわけじゃなくて、立場は対等です。
でも、サービス業の間でも資本主義で自由競争だから、顧客を奪い合う形となって、「お客様は神様」的に大事にしたのでしょうね。お客様側もますます勘違いしてしまう。

コロナ禍以前からあった「お客様は神様」問題(と、勝手に名付けました)ですが、コロナ禍において一層目立ってきたのは、やはり国民全体が、不安で苛立って希望も持てずストレスが溜りに溜まっているからでしょう。

新型コロナウイルスは、或る意味人災ではあるけれど、今のような全世界に広がった状態では、もはや何処に或いは何に責任を押し付けても、何も変わりません。
どんな万全な対策をしよう100%は難しく、抜け道を通ってウイルスは広がるのです。
ウイルスはずっと居座るのです。ワクチン接種が広まって大多数の人達が抵抗力を持つまで、重症化を防ぎ一回飲めば一気に回復できる特効薬が出来るまで、脅威は去りません。

だから、対策を講じるのは勿論大切で必要な事だけれど、それだけでは足りません。
ニュージーランドのアーダーン首相のように、強く優しく温かく国民に寄り添う姿勢が必要です。要請やお願いではなく、庶民の心情に寄り添った語り掛けが必要です。庶民がどんなに追い詰められているか、おそらくは、永田町のエリートの皆様には分からない。けれど、分かろうとしなくてはいけません。その事を政府は受け入れ、理解し、あえて批判も享受し、国民の誰一人としておろそかにはしないという気概を持って、真摯に語り掛けてほしい。

そして、一度広がってしまった消費者優位の考え方は、簡単には治らないと思うので、小学校からの学校教育で、正しい消費者教育をして欲しい。
かつて、悪徳業者などによって消費者が泣き寝入りするケースが増え、消費者教育の必要性が叫ばれて始まったものと思いますが、今の時代、消費者の権利の主張だけでは片手落ちです。
消費者の権利は正しく主張されなければならないけれど、事業者側の従業員の人権も守られなけらばなりません。両者はどちらが上、下というものではなく、契約(形のないサービスを含め消費活動を行えば、それは契約がなされたことになります)の上の対等な関係であるということを、小学生のうちから、分かりやすく教える必要があります。
そうすれば、時間はかかっても、何年か先には、きっと世の中の考え方も良い方へと変わっていくでしょう。
誹謗中傷は止めましょう。される側もする側も傷付くはず。
大震災に見舞われても、暴動が起こるわけでもなく、水や食料の配布を人々は静かに列を作って待つことが出来る。そんな世界中が驚嘆し、感動し、称賛した日本の素晴らしさを、コロナ禍にあっても見せて欲しい。心からそう願わずにはいられないのです。

改正予防接種法の成立に思う2020/12/02

新型コロナウイルスのワクチンを円滑に接種する体制を整備するための法律が参議院本会議で全会一致で可決・成立したとのこと。

ワクチンの接種を国民の「努力義務」と位置づけ、接種は市町村が行い、費用は全額国が負担するという。
また、健康被害が確認された場合は、医療費の支給などを行うほか、健康被害を受けた人に製薬会社が賠償した場合は、国が損失を補填することも盛り込まれているという。
高齢者や基礎疾患のある人、医療従事者を優先的に接種する方針のようだ。

改正予防接種法の内容自体は、一定の評価はできる。

しかし、ワクチン接種の優先順位は、高齢者や基礎疾患のある人、医療従事者だけでは足りない。
介護施設職員、保育園等の職員、幼稚園を含む学校職員、そして、忘れてはいけないのが、ゴミ収集業務の従事者だ。
次には、小売店従業員や飲食店従業員、運輸配送業の従事者などの、いわゆるエッセンシャルワーカー。

特に、ゴミ収集業者や運輸配送業者は、社会において血管のような重要な業務を担っているにもかかわらず、心無い人達からの謂われなき誹謗中傷も相次いでいるらしい。

ゴミが収集されなければ街にゴミが溢れ、悪臭も漂い、不衛生になるし、運輸配送はストップすれば生活必需品さえ手に入らなくなる。
人の体に置き換えれば、静脈と動脈だ。血液の流れが滞ればどうなるか、分からない人は居ないはず。
そんな必要不可欠な業務に携わる人達を攻撃するなんて言語道断。

政府は、そんな必要不可欠な業務について、もっと国民の理解を深める努力をし、従事者を守るべき。

それから、健康被害についてだが、新型コロナウイルスワクチンによる健康被害をどのように定義するのか。どの程度の健康被害で医療費が支給されるのか。どこが判断するのか。製薬会社から賠償を受けるためには結局は裁判が必要ではないのか。などの疑問が残る。

私は特異体質らしく、様様な薬で副反応を起こすために治療にも支障をきたし、救急搬送されたこともあるし、インフルエンザ予防接種でも発熱で2週間ほど寝込んだことがある。
私自身は長い人生の中で肺炎や気管支炎には何度もなっているけれどインフルエンザには一度も罹ったことが無く、高齢の母親との同居に当たって感染源とならないように人生初インフルエンザ予防接種を受けたら、大変な事になった。
予防接種時に副反応の説明が無く、当時無職であったこと、自分以外には車の運転が出来なかったことなどもあり、病院には行かずに自宅で寝て回復を待った。

だから、私は、新型コロナウイルのスワクチン接種が「努力義務」と言われても、接種できない。接種後に体調が悪くなっても、一人暮らしの私を、一体誰が看病したり病院に連れて行ってくれたりするというのか。
それに、健康被害が確認された場合の医療費の支給にしても、「ワクチン接種との因果関係は確定できない」などと言われたら、きっと支給されないのだろう。製薬会社からの賠償も、ハードルがかなり高いと思われる。
それに何より、たとえ医療費が支給されたり、賠償金をもらえたりしても、健康被害で苦しむのは自分自身。同じ苦しむなら、自らワクチン接種を選んで副反応による健康被害を被るリスクを冒すよりも、徹底的に感染予防対策をした上で万が一感染するリスクを取ったほうがマシだ。
あくまで特異体質な自分に限ってだが。

政府には、もっと熟考して納得できる法律にすることと、リスクも含め国民にきちんと分かりやすく説明することを望む。

新型コロナ第三波、政府への提言2020/12/02

65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人に対して、東京発のGo To トラベルの停止または自粛が決まったようだ。
私は全く評価しない。片手落ちもいいとこだ。
第三波に対して積極的な対策を行っていないという批判をかわす為の、形だけの対応としか思えない。

政府は経済を止めたくない。それは分かる。観光や宿泊、飲食、交通などの従事者の経済生活を守るために、Go To トラベルは一定の効果を上げているらしい。収入が無くなって事業が立ち行かなくなったり、中には絶望して死を選んでしまう例もあるらしいから、それは避けなければならない。

一方で、新型コロナウイルス感染による死者の増加や医療のひっ迫という現実もある。こちらも深刻。

両者を天秤にかけるわけにはいかない。どちらも守らなくてはならない。
そうであるなら、まずは感染拡大を止める対策を実行し、その上で経済支援に力を入れるべき。

65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人のGo To トラベル停止または自粛というのは、本人たちの感染を予防する意味しかない。若い人たちがGo To トラベルによって移動すれば、移動した先で感染拡大を引き起こす。その対策は全く考えられていない。

私の住む県も急速な第三波に襲われているが、きっかけは、感染拡大する大都市との間の移動で、それがクラスターを引き起こし、今では感染ルートを追えない市中感染が急増している。

65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人は、感染すれば症状が出やすいから、体調が悪くなり、多くはGo To トラベルを控えるだろう。もちろん、体調が悪いのを押して旅行して感染源となった例は過去にあったが。
若い人は感染しても症状が出にくいから、もし感染していても気付かずに移動し、移動した先で感染を広めてしまう。けれども、政府は、その事に対する対策を打つ気は全くないらしい。

私の母がお世話になっているグループホーム。第二波終息後に一度は面会制限が解除されたが、急速な第三波の拡大により、ついに再び面会禁止となった。
自閉症スペクトラム障害の上にコロナ禍によって社会から孤立してしまっている私は、情緒不安定で母に会うことは難しい。代わりに姉や姪が面会してくれていたが、それも不可能となった。

第一波よりも第二波よりも急激で大きな第三波。これが下火になったとしても、また第四波がやってくるに違いない。
ワクチン接種が広がり、感染拡大が抑えられ、万一感染したとしても重症化が避けられる、という状態にならない限り、平穏は訪れないのだろう。

道のりは長い。政策を打つ政府も大変なのは分かるが、それが出来なければ政府としての意味は無いに等しい。

眠そうな目での釈明は、もう見たくない。飽き飽きだ。
対面や保身を捨て、熱意あふれる瞳で、使命感を持って立場に関係なくリーダー達が一丸となり全力を傾けて、今こそこの難局を乗り切るリーダーシップを発揮して欲しい。
尊敬するに足る指導者であると証明して欲しい。
そして、国民が勇気と希望を持って頑張れる国にしなければならない。

上記とは別に、以下の提言をしたい。

早急に、年越し村の設置支援を!
このままでは年を越せずに自殺を考える人が急増する。
これとは別に、DVに悩む女性と、自宅を失った人の為の宿泊場所の確保を! 
観光業が低迷して空いている低額な宿泊施設や、民間の研修施設、教育委員会が設置している青少年研修センター等の宿泊が出来る施設を借り上げ、無料で提供を!

限られるであろう予算は、本当に必要な対策に使って欲しい!