薬と朝食と洗濯と青空2020/07/17

朝食の冷や汁、雑穀御飯、きんぴら、ぬか漬けと、午後の青空
昨日も雨で夜も曇っていたが、今朝起きると薄日が差していて、期待した通りに晴れそうだった。

昨夜は、ブログを書いた後にネットを調べていたら、ひきこもりに関するアンケートを発見し、地方の現状を訴えたいと記入した。
けれど、自由記述欄が狭すぎて見えにくく記述しにくい上に、どんな悩みか、どんな不安があるか、どんな対処をされたか、など記入しているうちに、どんどんネガティブな気持ちになってしまい、入浴も出来ず、久しぶりにアルプラゾラム錠0.4mg「サワイ」を更に4分の1に割ったものを服用して就寝した。

この薬は、精神科で処方された物ではなく、好酸球性副鼻腔炎で喘息を併発し、夜間に約2時間おきに発作が起きて眠れず、「シムビコートターピュヘイラー60吸引」によって喘息発作が治まっても、発作のあった時間に必ず目が覚めて眠れなかった時に内科医院の先生が処方してくれた。先生によると、脳に刻まれた発作の記憶は容易には消えないのだという。

このアルプラゾラム錠0.4mg「サワイ」という薬は、現在私が飲める唯一の不安や緊張をやわらげて寝つきを良くしてくれる薬だが、0.4mgの錠剤を4分の1に割っているのは、そうしないと副作用で頭痛吐き気食欲不振が起きてしまうからだ。
0.4mgの4分の1すなわち0.1mgだが、おかげでぐっすり眠ることができた気がする。

精神科で処方された抗うつ薬は、副作用が少ないという低容量のリーゼ錠5mgを薬剤部で無理して2分の1に切断してもらっても、頭痛吐き気胃もたれ異常な眠気という副作用が生じて翌日は一日中動けなくなる為、飲まずに鬱をやり過ごす方がましだった。
この薬、20年前は大丈夫だったんだけど。年齢と共に薬に弱くなっているのかな。

前夜に入浴できず少し気持ち悪いが、今日は久しぶりに日差しが出て洗濯物を日に当てられそうな予感。朝食の準備をする前に洗濯をした。

朝食は、数日ぶりに梅雨寒ではなく気温が上昇しているので、久しぶりの冷や汁。普通は青魚で作る冷や汁だが、私は鮭で作るので色も綺麗だし臭みも無い。

洗濯が終わって洗濯機が止まり、干す頃にはすっかり曇ってしまい、今日も気象情報通りの曇りなのかと思っていたら、昼頃には空がうっすらと水色になり、強い日差しが出てきて、3時頃には青空になった。
梅雨の合間の日差しは眩しい。
雨天曇天続きで日差しに目が慣れないせいもあるだろうが、感覚過敏の私は目が眩む。郵便物を取りに庭には出たが、それで精一杯。剪定しなければならない紫陽花と伸びすぎパッションフルーツグリーンカーテンの手入れは、夕方まで待つしかない。

今日は月齢25.8で月没は15時49分。
さすがに爪のように細い月は見ることはできなかった。

洗濯物は気持ちよく乾いた。

被災者の生活再建のために2020/07/17

明るい未来はあるのだろうか?
総務省消防庁の17日正午現在のまとめによると、令和2年7月豪雨の被害は「住宅被害 九州中心に全国25県 計1万5356棟確認」とのこと。多くの人命も失われている。
ニュースでは、被災者やボランティアが、使えなくなってしまった家財道具を運び出し、泥を掻き出し、水洗いして、なんとか生活再建しようとする姿が伝えられている。
やるせない気持ちになる。
もし私の家がこのようになってしまったら、私には、果たして、泥を掻き出し、泥にまみれた家財を運び出し、前を向いて頑張る気力が持てるだろうか。途方に暮れて泣き明かすのではないか。火を付けて全てを燃やして終わりにしてしまいたくなりはしないか。

平成29年7月九州北部豪雨、平成30年7月豪雨、令和元年の前線に伴う大雨、そして、今回の令和2年7月豪雨。近年は想定を上回る豪雨による水害が頻発している。もう「想定外」という言葉を逃げ道にしてはならない。
もちろん迅速な避難は欠かせないが、避難して人命が助かっても、生活の場は失われるかもしれないのだ。

地球温暖化の影響で、気象は一昔前の常識は通用しなくなっている。日本中どこで豪雨災害が起きるか分からないし、一度被災した地域が、二度と豪雨災害に合わないとは言えない。
現に、福岡の或る農家は、4年連続畑が水害被害を受けたということだ。それでもなお農家として頑張っているのは、どんなにか大変なことだろう。

逃げ伸び、生き残ることが出来た命。生活再建のためには、泥を掻き出し、家の中を住める状態にする必要がある。
けれど、もう二度と水害に合わない保証はない。再建が済む前に再び次の災害に遭うことも考えられるし、再建したのも束の間、再び……ということになったら、せっかく助かった人たちの気持ちもくじけてしまうだろう。
被災者が安心して生活再建できるためには、抜本的な対策が必要だ。
政府には是非、災害給付金だの地方交付税の前倒しだのお金だけではなく、たとえ想定外の豪雨があっても災害を起こさない治水対策をしっかりとやって欲しい。

それから、足りないボランティアの問題がある。
コロナさえなければ、全国から多くのボランティアが訪れ、被災者の大きな支えとなることは間違いないが、コロナ禍により移動を制限せざるをえず、密集も避けなければならず、十分なボランティアが確保できない。
けれど、ボランティアが確保できないのは、コロナ禍のせいばかりではない。全国的に災害が頻発すれば、当然のことながら、ボランティアは分散されるし、そもそも、近年の災害規模を考えると、ボランティアの善意にばかり頼るわけにはいかないと思う。災害地は衛生状態も悪化し、怪我を負うリスクもあるし、加えて今はコロナ感染のリスクもある。
ボランティアは被災地に負担を掛けないために、自己完結することが正しいとされる。交通も作業道具も食事も宿泊もボランティア保険も全てである。慣れた人ならよいが、そうでない人にはハードルが高い。
やはり、被災地の災害復興、生活再建は、ボランティアの善意だけに頼るのではなく、ある程度は国や自治体が予算を使って行うべきだと思う。
そうしなければ、近年の拡大する災害から、被災者の迅速な生活再建を図るのは困難だろう。
政府には、予算の使い道をしっかりと考えてほしい。