今朝の収穫と豪雨に思う2020/07/08

ベゴニアと今朝の収穫
依然として大雨雷洪水注意報発令中だった。
ニュースを見ると九州各地の水害で辛くなるので、まだ体調は悪かったが、雨の止み間に青ジソを収穫することにした。虫に食べられる前に。

私は子供の頃から低気圧に弱い。一昨日だったか、大雨警報と竜巻注意情報が出された日の朝、起床時から具合が悪かったが、要介護5の母が入所中のグループホームよりタオルケット等の要請があり、幸い午後から日差しもあったので、新しいタオルケットは吸湿性が良くないので洗濯し、十分に乾かなかった部分はドライヤーで乾かして、夕方に持って行き、くたくたに疲れ頭痛も酷くなって、夜遅くまで食事も入浴も出来ずに横になっていた。
それ以来、体調が整わず、花や木や野菜の手入れがほぼできない。
もともと4月以降体調を崩しているのだ。コロナ禍もあって。

まだ母が比較的元気だった平成13年4月に、私は家の東側に小さな畑を作った。コチコチに踏み固められた砂利だらけの場所をスコップで掘り返し、父がコンクリートを張った部分も取り除き、溝を掘ってコンクリートブロックを並べ、1ヶ月近くもかかってコツコツと手作りした半坪程の小さな、畑とは呼べないほどの畑。そして、軒下のプランタースタンドや犬走などに並べたプランター。それらが私のミニ農園。

勝手口から外に出ると、滴る木の葉に触れて肩が濡れる。零れ種からどんどん増えるベゴニアが、雨に洗われ美しい。
雨の間に虫に食べられたのでは?と心配していた青ジソは無事だった。ピンと勢いがあり、手で摘むと、とても爽やかな良い香りが広がる。けれど、日照不足のせいか昨年に比べて葉が薄く柔らかい。
ついでに、赤くなったミニトマトが少しあったので収穫したが、やはり日照不足のせいか、熟すのが遅い。

早く梅雨明けして欲しい。
けれど、すぐにまた台風の季節となる。日本は災害列島。
しばらく雨は要りません。地震起きないで。台風も列島を避けて下さいと祈るばかりだ。

水害に合われた方々は、命のあった方々は何よりだが、一瞬にして全てを泥水に奪われた喪失感は如何ばかりかと思う。
仕事の機械や車、家財道具や思い出の品々、丹精込めた花や木や野菜。ニュースによると、目の前で家族が流されてしまった方もおられるという。

私自身の今の生活は、幸せには遠いけれど、それでも、住む家があり、食べ物も衣類もあり、庭に出れば花や木や野菜に癒されることができる。このささやかな幸せに今は感謝しよう。災害が起きれば、一瞬にして失ってしまうかもしれない儚い幸せだけれども。

今朝の収穫で冷や汁を作り、おいしく頂いた。

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