一面識も無いのに!2020/08/03

月齢13.4 月出18:45 月没03:55 2020/08/03 20:13撮影 雲のせいか異様に赤い月
昨日の日曜日は、朝から晴天で、洗濯をたくさんし、朝食の後には常備用に「鶏肉入りおから」も作り、夕方には、日差しを利用してイースト菌を発酵させ、自家製のバジルとミニトマトを使ったピザも作った。

けれど、その後から、とても体調が悪くなってしまった。前日の土曜日はパソコンを一度も開かずにメールチェックさえしなかったので、2日ぶりにパソコンを開いてメールチェックをし、ブログだけは書いたのだが、エアコンを27度設定にして涼しくし、薄いスポーツドリンクを飲んで体を休めても全然改善しなかった。
諦めて、サッとシャワーを浴びて、設定温度27度のまま肌布団を着て寝て、熟睡はできたと思うのだが、今朝目が覚めてからも倦怠感が強かった。
座敷の窓を開けてから仏壇にお茶と水と線香を上げ、米麹甘酒と炭酸水を飲んだ後、TVでニュースを見ながらソファーに座っていたが、倦怠感に我慢が出来ず、座敷の窓を閉めてから再びベッドに横になった。
エアコンは冷えすぎていたので28度設定にしたのだが、しばらくしても室温は上がるどころか下がってしまった。
「お部屋の温度26度、外の温度30度です」
仕方なく、エアコンは止めた。自動的に内部クリーン運転になり、その音を聞きながら、いつの間にかまた寝入ってしまい、目が覚めると昼を過ぎていた。
防犯のために窓はほぼ締め切っていたので、室温は31度になっていた。

どうしてこんなにも倦怠感があって気力が無いのか。
日曜日の暑さも関係あるかもしれないが、一番の原因と思われることがある。
8月1日の土曜日のcoopでの出来事だ。

土曜日は朝から晴れてはいたが、薄い雲が全体に広がって日差しが弱めで、定期受診の歯医者の後、日傘をさして歩いてcoopに買い物に行った。片道10分もかからない。買いたいものは決まっていたので、すぐに帰宅するつもりだった。
coopに入ると、店員さんが待ち構えていて手やカート、カゴを消毒してくれた。
店内は、普段はチラシ配布などしないのにタウンプラスの葉書で日替わり特売品の案内があったためか、とてもとても混雑していた。生後間もない赤ちゃんをベビーカーに載せた家族連れもいて、シングルマザーなら仕方ないけれど、新型コロナウイルス感染者が地域でも激増しているのに、感染を心配しないのだろうかと思った。

目的の物を買ったらすぐに帰るつもりでいたのだが、お茶サービスのコーナーで、紙コップの取り出し方が分からずに困っている年配の女性が居たので、つい「白いボタンを押すと紙コップ出ますよ」と声を掛けてしまった。
その女性は、私の声を聞いて白いボタンを押して紙コップを手にしたかと思うと、少し離れた場所にいた私に手を伸ばし、いきなり腕を思い切りバチンと叩いたのだ。

えっ! 
私は一瞬何が起きたか分からないくらいに驚いた。
叩かれた腕がヒリヒリしていた。
相手は一面識も無い全くの見知らぬ女性だ。
困っている様子を見かねてとっさに声を掛けただけで、その結果その女性は紙コップを取り出せたのに、なぜ私が叩かれなければならないのか。
私は感覚過敏で、知り合いからさえも体に触れられるのは不快に感じる。ポンと叩いたのではなく、思いっきり叩かれ、かなり痛かった。しかも、コロナ感染激増で、他人との接触は避けなければならない時だ。私は、今のような感染拡大以前から銀行の待ち時間に椅子に座ることさえせずに立っている。知り合いならともかく、全くの一面識も無い相手を、なぜ思いっきり叩くのだ。
怒りが込み上げてきた。
「教えてあげただけですよ。なぜ叩くんですか。叩かないでくださいよ」

相手の女性は、「ごめんなさい」も言わず、近くの椅子に腰かけて悠々とお茶を飲み始めた。
まるで聞こえていないかのように、どこ吹く風だ。
私は、もう一度言おうかと思った。コロナがあるのに、いきなり叩くなんてどういうつもりですかと。

でも、言っても無駄だと思い直し、その場を離れて帰宅することにした。
怒りは収まらない。コロナのことが無ければ水に流してもいい。けれど、今は新型コロナウイルス激増で、他人との接触は避けねばならない時なのだ。あなたがもし無症状の感染者で、私が感染してしまったら、どうしてくれる。
おそらくは、簡単な事に気付けなかった照れ隠しだろうとは思う。それで、考え無しに教えた私を叩いたのだろう。けれど、コロナがなくても、一面識も無い相手を思いっきり叩くなんて有り得ない。悪気が無いとしても、思慮が無さすぎる。
悪気が無ければ何でも許されるわけではない。もし許されるなら、思慮の足りない人は、何をしても許されることになってしまう。

見知らぬ人に対していつまでも怒りを抱いていても不毛なので、私は急いで帰宅した。叩かれた腕を触らぬように気を付けながら。
そして、もう決して、見知らぬ人が困っていても、声を掛けないと思った。
別に親切心から声を掛けたわけではない。困っている様子を見かねて、つい無意識に声を掛けてしまったのだ。けれども、今後は、絶対に見知らぬ人には声を掛けない。少なくともコロナが終息するまでは、絶対に!!!

帰宅して、すぐに全ての衣服を脱いで洗濯機に入れ、腕から下と顔を石鹸で洗ってうがいをした。それでも、叩かれた感触が腕に残っていた。もう買い物に行くのも怖いと思った。
午後からも全く気分は晴れず、パソコンを開く気にもなれず、ブログも書けなかった。

たぶん、土曜日のそのショックが、2日経った今日も尾を引いているのだろう。
こんなにも引きずってしまうのは、やはり自閉症のせいなのだろうか?

昼過ぎに目覚めた後で窓を開けると、晴れではあるが、前日のような青空ではなく全体に薄い雲が広がって、日差しは少し弱めなのだが、気温は32度まで上がった。それでも、海風はエアコンの風より心地よかった。
前日の残りのピザを電子レンジで温めて食事したが、全く気力が沸かない。
この1週間で急速にコロナが拡大し、市長より「できうる限りの外出自粛」が呼び掛けられている。
「三密を避けながらも、家族とは密に連絡を取ろう!」とTVが呼び掛ける。
私には、連絡を取る家族は居ない。家族が居ない人のことなんて考えていないよね?
もう何ヶ月笑っていないだろう?

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