月の争奪戦になる前に国際条約を!2020/12/04

中国の無人探査機が、月の土壌などの採取に成功して離陸したらしい。
成功すれば、米国、旧ソ連に続いて3か国目となり、中国は「宇宙強国」を目指しているとのこと。
詳しくは、下記サイト参照。

https://www.sankeibiz.jp/business/news/201204/cpc2012040733002-n1.htm

中国は、昨年、世界で初めて裏月面への軟着陸にも成功したと発表している。
詳しくは、下記サイト参照。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-46755398

中国の宇宙への野望は留まるところを知らない。
このままでは、10年以内に恐ろしいことになるのではないかと、私は危惧する。
SF映画のような、月の争奪戦だ。それに加われるのは、莫大な資金をつぎ込める列強だけだから、どういうことになるかは、容易に想像できる。

私は、日本人の愛する月が、そのような事態になるのを見たくない。
見上げる美しい月の上で、列強が月の資源を奪い合い、月面の研究施設であやしげな実験が行われることも、絶対に嫌だ。月を美しいと思いながら見上げることも出来なくなってしまう。

コロナ禍で大変な今、世界は月面上で何が起こってもあまり関心を持たないかもしれない。
コロナ感染爆発の米国には余裕が無いかもしれない。
国連などの国際機関も、力が低下して、それどころではないかもしれない。
それでも、
月の軌道上と月面の、国際共同開発以外を認めない条約を作って欲しい。
手遅れになる前に。

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