発達障害ゆえなのか?(イラスト添付)2021/02/27

自作スクリーントーンモノクロイラストをスキャンしてペイントで着色
私が自閉症スペクトラムという発達障害であること、
小説を書いていることは、以前に紹介した通りです。

私は、小説のイメージには困らない。
以前に「戯曲講座」を受講した際に、先生から、

「君の場合、イメージがあり過ぎるのが欠点」
と言われ、落ち込んだ。

私のイメージ力は底無し。
小説投稿サイトに昨年11月に登録して、ほぼ毎日更新している。

なぜもっと早く登録しなかったかというと、Web小説の世界では、私の小説は読まれないと思っていたから。

それは正しい見解だったと思う。

全く読まれないわけではないけれど、
私の小説や詩を読んでくれる人は少ない。

少ないとは言っても、ゼロではないし、
誰かが読んでくれることがモチベーションになるから、書き続けることができ、
それが今の私の生きる力にもなっている。

ただ、落ち込むことも多い。
読者が少ないということよりも、
「ああ、そうか。やっぱり感性が全く違うのだな」と思い知らされて。

小説投稿サイトの世界では、読んだ作品に、スタンプや💗や★、さらにはコメントなどで応援や感動を込めることができ、
私も少しは頂いている、というか、頂けていることが奇跡というか……。

お返しをしなくてはと、応援してくださった方の作品を私も読む。
もちろん共感して面白いと思うこともあるけれど、
悲しい事に、それは少ない。

お返ししたい気持ちは山ほどあるから、
共感しなくてもお返しをすることもあるけれど、とても心苦しい。

物凄くたくさん読まれて、応援ポイントや💗や★を桁違いに持っている作品も読んではみるけれど、
残念なことに、私には全く共感できない。

なんの捻りも無い、どこにでもある、誰でも思いつく、ただ主人公の願望や欲望を満たす為であろう話の、どこが面白いの?
としか思えなかったりすることもある。

けれど、そんな作品が読者の物凄い共感を得て、
要するに需要があるのだから、それが民主主義。


アニメ化された作品を見ても、
私が面白いな、良いな、と思うものは、ほぼコミックスが原作。

原作がWeb小説で最近量産されている深夜アニメの大半は、
Web小説を書くからには、勉強にもなるだろうと、
最初は見てみるけれど、つまらないだけではなく、
中には不快になる物もあり、見るのをやめる。

好みは人それぞれだし、
私の感性が世間一般の人達と違っている為なんだろう。

私は、〇本新喜劇を見ても全く面白くないし、大半のドラマも面白くない。
新喜劇で、みんなが笑っている場面でも、
ただのダジャレやズッコケが、どうして大笑いするほど可笑しいのか分からない。

好きなお笑い芸人もいるけれど、大半のお笑いは、
みんなが笑うのが不思議でならないほど面白くない。

ドラマは、私は先読みが出来てしまうので、
ありきたりのストーリーや見え見えの演出にはウンザリする。

ミステリーでは、事件が起きた現場にいくつもヒントがあるのに、それに気づかない名探偵にウンザリする。
サスペンスなら、犯人を追い詰めていく過程を楽しめるからウンザリしなくて済むけれど。

つまり、Web小説だから面白いと思えないというのではなく、
世の中のエンタテイメントの大半が面白くない。

こんな私が書く小説や詩は、
読者から共感をあまり得られなくても仕方がないと思う。

それが辛い。
今の感性を望んだわけではなく、
生まれ持ってしまっただけだから。


笑いのツボが違うのは、発達障害の特性の一つらしい。

世間一般の皆様のツボは頭では理解できるから、
そこを押えて書くことは難しくはない。
けれど、それは、私が書きたいものではない。

イラストは、探し物の途中で
昔描いたモノクロイラスト(スクリーントーン使用)を見つけたので、
スキャナーで取り込んで、ペイント3Dでざっと色付けしたもので、
Web作品の表紙に貼り付けました。

興味を持ってくださった方は、
以下の短い物語と詩に、どうぞお立ち寄りください。
目を通していただけるだけでも嬉しいです。


伝説風短編物語「ウミとソラと旅立ちの物語」
https://novelup.plus/story/208957577

詩集「ソラとウミとホシと……」
https://novelup.plus/story/978730962

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